通夜葬儀でのお声がけ・振る舞いについて
通夜・葬儀の日時が決まり喪服衣装の身支度が済んだら・・あれ?焼香はどうやってするんだっけ?
なんて声をかけていいんだっけ?など疑問がわいてきますよね
今回はざっくりマナーをご紹介します
ご香典の相場はいくら?
- 葬儀の際に、亡くなられた方の霊前にそなえるものを「ご霊前」または「ご香典」といいますが、包む金額についてはなかなか人には聞けないものです。これには、あらかじめ相場がありますので、確認してみましょう。
- ・職場などの同僚や上司の場合 3,000~5,000円・友人、知人 5,000円・祖父母、叔父叔母 10,000円・両親、兄弟 30,000~100,000円
- 一般的な相場としては、5,000円が目安です。職場などでは3,000円~と書きましたが、これは「みんなで出し合おう」とした場合のケースです。個人として包まれる場合は、5,000円と思っていただいたほうが無難です。
- 新札を渡さない ※準備していたようにとらえられるため
香典袋は、上からかぶせるようにして包む。
また、日本は縁起にこだわるところがあります。[2]や[4]などの偶数は、「割り切れる」ことから、亡くなられた方と「縁が切れる」ということで嫌がられます。また[4]や[9]という数字も、[死]や[苦]を連想させるということも言われますので、気を付けておきましょう。
通夜・葬儀でのお声がけマナー
- 「心中お察しいたします」
遺族に寄り添う言葉です。突然の悲報に、一番心を折られているのは親族です。その遺族の心を思いやり、いたわる言葉です。 - 「心よりお悔やみ申しあげます」
お悔やみを申し上げることにより、遺族を尊重し心痛を思い遣る言葉です。手紙にも使用できますので、覚えておいてください。 - 「この度はご愁傷様です」
遺族に対する悲しみを表現した挨拶です。まず、葬儀または通夜において遺族に対面したら最初にこの言葉を使いましょう
お焼香の作法
- 立礼焼香
立礼焼香とは、座席の式場の場合に多く用いられるスタイルです。喪主やご遺族の次に、参列者がお焼香します。順番が案内されたら、隣の席の方に軽く会釈をして焼香代へと向かいます。 - 【立礼焼香の作法】
1.祭壇に進んでいき、ご遺族の方に一礼します。また、故人様にも向かって一礼して合掌します。
2.親指、人指し指、中指で抹香を摘まみ、額の高さで押しいただきます。
3.抹香を高炉にくべます。
4.故人様に向かって合掌します。
5.一歩下がり、故人様に向かって一礼して、席に戻ります。
いかがでした?今回はざっくりと葬儀にまつわるマナーを紹介しました。
マナーを守りつつ故人様とのお別れの時間を大切にしてください