都会を中心に増えている直葬の注意点とは


都会を中心に増えている直葬の注意点とは

都会を中心に家族・近隣とのお付き合いがなく、
ここ約10年で直葬という言葉が出てきました。
安く火葬だけで葬儀が済むというイメージがありますが、
課題も同然あります。

直葬とは病院や施設から直接火葬場へお連れして、
荼毘に伏すということを指します。
しかし、実際にこれらができる地域・条件が限られている現状があります。
直接火葬場へお連れするということは
「火葬場で納棺・故人のお預かりができる施設」
がないと実行できないことになります。
しかし、これらができる地域は全国でも限られた地域なのです。

東京の火葬場は預かる施設や納棺をすることもできる
東京の民間運営の火葬場などでは、
故人様を火葬日まで預かり、納棺を行える場所もございます。
この施設があるため、直葬と呼ばれる形でお葬式手配ができるのです。
しかし全国的に見ればこのような故人を預かり、
お棺に納めるご納棺を行える火葬場はほとんどございません。
故人様を火葬場でお預かりする場合は費用と
面会時間の制限がございますので、
一般の方には難しいことですが、これらの事情も把握をしておく必要があります。

一般の方でこれらの段取りを把握することは負担が大きいのが現状です。
やはり葬儀社、会館、お寺などへの相談が肝心となります。