「急にお通夜や葬儀に参列することになった時に、喪服を持っていなくて困った経験がある」という方は、案外多いものです。今回は、喪服が急に必要になったときに喪服以外で代用できる方法や、喪服を急いで用意する方法などを解説します。
①人に借りる
喪服を急ぎで間に合わせるとなると、家族・友人などに喪服を借りる方法を思いつく人が多いでしょう。このとき気をつけたいのが、喪服のサイズです。自分の体形と似ている人から借りないと、不格好になりやすいので気をつけましょう。
②即日仕上げのお店で購入する
AOKI、洋服の青山などの大手スーツ量販店ではフォーマルウェアも取り扱っています。裾上げなどの簡単な仕立て直しであれば、即日で受け取りができることがありますので、確認の上、活用するとよいでしょう。
ただし、ウエスト直し等の大掛かりな仕立て直しは日にちがかかることが多いので注意が必要です。
③葬儀社などの喪服レンタルを利用する
葬儀社や貸衣装業者から喪服をレンタルすると、サイズを測って自分に近いサイズの喪服をレンタルすることができます。葬儀社がレンタルサービスをおこなっていない場合でも、貸衣装業者を紹介してもらえることがあるので、確認してみましょう。
④インターネットで喪服レンタルを利用する
インターネットの喪服レンタルサービスを利用して喪服を借りるという方法もあります。対面する人数も少なく、手軽にレンタルができるのでコロナの感染が心配なかたにはおすすめです。ただし、喪服は「今日の夜必要・明日の早朝から使用する」とゆうことが多いので、到着時間の確認をしっかりすることが重要です。
以前は「あらかじめ喪服を用意するのは失礼にあたる」とされていましたが、近年はそのような認識が変化しつつあります。急な訃報にも対応できるよう、あらかじめ喪服や小物類のセットを揃えておくと安心です。また、すでに喪服を持っている方でも、喪服の状態やサイズなどを定期的にチェックするようにしましょう。